「お金を払って友達」って変ですか? そう思っている自分に、もう少しだけ付き合ってみてください。
検索でここにたどり着いたあなたは、おそらくレンタルフレンドというサービスの存在を知って、少し気になっている。
でも同時に、「お金を出して話し相手を頼むなんて、おかしいんじゃないか」という気持ちも抱えているんじゃないでしょうか。
正直に言います。私もこのサービスを始める前、同じことを考えていました。
だからこの記事では、「お金を払って友達は変なのか?」に正面から答えます。
きれいごとではなく、私が考えてきたことを、そのまま書きます。
「お金で友達を買う」ことへの違和感の正体
その違和感、たぶん間違ってない
「友達はお金で買うものじゃない」
これ、正論です。私もそう思います。
友情というのは、時間をかけて自然にできあがるもので、対価を払って成立させるものではない。それはその通りだと思います。
だから、レンタルフレンドに対して抵抗を感じるのは、おかしなことではありません。むしろ健全な感覚だと私は思っています。
誰しも小さい頃に「友達はお金で買えないから大事にしなさい」と親に言われたことはないでしょうか?
ただ、もう一歩だけ考えてみてほしいことがあります。
あなたが求めているのは、本当に「友達を買うこと」でしょうか。
レンタルフレンドで提供しているのは、友情そのものではなく、「安心して過ごせる時間」です。
そしてその時間に対して料金が発生する。ここを分けて考えると、少しだけ見え方が変わるかもしれません。
美容院も整体も、「自分のための時間」にお金を払っている
ちょっと話がそれますが、美容院に行くとき、「お金を払って髪を切ってもらうなんて恥ずかしい」とは思わないですよね。
整体やマッサージも同じです。
体のメンテナンスに対してお金を使うことに、後ろめたさを感じる人は少ない。
でも、「心のメンテナンス」になると、急にハードルが上がる。
カウンセリングに通うことですら、まだ日本では「大げさなこと」と思われがちです。
まして「話し相手をレンタルする」となると、「そこまでする必要ある?」と感じてしまう。
この感覚には、「心の問題は自分で解決すべき」「弱さを見せてはいけない」という、たぶん日本的な価値観が入り込んでいます。
でも、体をほぐすためにお金を払うのが普通なら、心をほぐすためにお金を払うことだって、別に変ではないはずです。
対面60分で3,000円。カフェ代を入れても5,000円前後。月に1回、整体に行くのと同じくらいの金額です。
私自身が最初に感じた「これでいいのか」
サービスを作る側にも葛藤はあった
隠しても仕方ないので書きますが、「ふたりしずかに」を立ち上げるとき、私自身が一番悩んだのがこの問題でした。
「お金をもらって話を聞く」という構造に、どうしてもビジネスの匂いがつきまとう。
利用者の孤独や不安を、商売に変えているんじゃないか。そういう声が聞こえてくる気がして、しばらくの間ずっと考えていました。
結論から言うと、答えは出ていません。完全にすっきりした気持ちで運営しているかと聞かれたら、嘘になる。
ただ、一つだけはっきりしたことがあります。
お金を払うからこそ、利用者が「お客さん」としての立場を持てる。
友達相手だと「こんなこと言ったら迷惑かな」「重い話ばかりして申し訳ない」と遠慮してしまう人が、レンタルフレンド相手なら遠慮しなくていい。
3,000円を払ったことが、「私はここにいていい」「聞いてもらって当然だ」という安心感になる。
これは、最初のうち全く予想していなかった効果でした。
お金を払うことの意味について、もう少し個人的な話をオーナーコラムに書きました。
この記事とは少し違う角度からの話なので、気が向いたら読んでみてください。
「お金を払っている」ことが、対等さを作る
友達関係には暗黙のルールがあります。
- 「聞いてもらったら、今度は私も聞いてあげないと」
- 「あんまり頼りすぎると嫌われるかも」
内向的な人ほど、この暗黙のバランスに気を遣って疲れてしまう。
レンタルフレンドの場合、料金を支払っている時点で関係がシンプルになります。
フレンドは「聞く」ことが仕事であり、あなたは「話す」ために時間を確保している。一方的に話しても、途中で黙っても、それで関係が壊れることはない。
ある利用者の方が「お金を払ってるから、気を遣わなくて済んだ」とおっしゃっていたことがあります。
最初は少し複雑な気持ちで聞いていたのですが、今はこれが一つの本質なんだと思っています。
それでも「変」だと感じる人へ
全員に向いているとは思わない
ここまで書いておいて矛盾するようですが、レンタルフレンドは万能ではないです。
友達が欲しいなら、レンタルフレンドでは根本的な解決にはなりません。継続的な人間関係を築きたいなら、趣味のコミュニティやボランティアのほうが向いているかもしれない。
また、心の問題が深刻な場合は、カウンセリングや医療機関を優先すべきです。
レンタルフレンドが合うのは、
- 「今すぐ話を聞いてほしいけれど、頼れる相手がいない」
- 「カウンセリングに行くほどではないけれど、一人で抱えるのはしんどい」
という、ちょうど中間のニーズを持っている人です。
そこにぴたっとはまる人には意味があるし、はまらない人には別の選択肢がある。それだけのことです。
「変かどうか」は、使ってみた後に判断しても遅くない
書きながら思ったんですが、「お金を払って友達は変か?」という問いに対する一番誠実な答えは、「やってみないとわからない」なのかもしれません。
頭で考えているうちは、どうしても「変か変じゃないか」の二択で迷ってしまう。
でも、一度体験してみると、「変かどうかはどうでもよくて、自分にとって必要かどうかだった」と気づく人が少なくないです。
ふたりしずかにの通話コースなら、初回15分500円で試せます。
具体的な料金はこの記事で全部書いています。500円で「自分に合うかどうか」を確かめるのは、悪くない投資だと思います。
「変だったらやめればいい」くらいの気持ちで、一度だけ試してみてもいいのかもしれません。
もちろん、この記事を読んだだけで「やっぱり自分にはいいかな」と思ったなら、それも正しい判断です。あなたのペースで。
次の記事では、「怪しくないですか?」という疑問に全力で答えます。安全性が気になっている方は、そちらもどうぞ。

