「ボードゲーム 仲間募集」で検索して、出てきたページを開いてみたことがあるなら、きっと気づいたと思います。
- 参加者の写真
- プロフィール
- コメント欄
並んでいるのは、ほとんど男性。
「女性も歓迎です!」と書いてあっても、その写真の中に女性がいない。
もしくは、いても1人か2人。
それを見て、画面をそっと閉じた経験があるなら、この記事はあなたのために書いています。
ボードゲームに興味がある。遊んでみたい。
でも、女性が少ない場に一人で飛び込むのは怖い。
そういう不安は、わがままでも過剰でもなく、当然のことだと思っています。
ボドゲ界隈の男女比、まず数字を見てほしい
ゲームマーケットという国内最大のボードゲーム即売会では、来場者アンケートで男性が約7割〜8割を占めていたというデータがあります。
ボードゲームカフェの相席イベントやオープン会でも、体感としてこの比率は大きくは変わりません。
つまり、あなたが感じていた「男性ばっかりだったらどうしよう」は、感覚ではなく事実に近いということです。
ただ、ここで伝えたいのは「だからやめたほうがいい」ではありません。
ボードゲームという趣味そのものへの関心には、調査レベルでは男女差がほとんどないという報告もあります。
好きな人はたくさんいる。
でも「場に出てくる人」に偏りがある。この差がどこから来ているのか。
それが、この記事で考えたいことです。
「女性歓迎」と書いてあっても安心できない理由
募集サイトやアプリで「女性歓迎」「初心者歓迎」と書かれていることは多いです。
善意で書いてくれている主催者がほとんどだと思います。
でも、あなたの立場で考えてみてください。
知らない人が主催している集まりに、一人で行く。
参加者の顔ぶれは当日までわからない。
会場がカフェやレンタルスペースならまだしも、個人宅の場合もある。
もし居心地が悪くても、途中で帰りにくい。
これ、男性が多数派の場で女性が一人で参加するとき、無意識にやっているリスク計算です。
「考えすぎ」と言う人もいるかもしれません。
でも当店では、考えすぎだとは思いません。
むしろ、それくらい慎重なほうが健全です。
個人宅での集まり、ジモティー募集の注意点
ちょっと話がそれますが、大事なことなので書いておきます。
ジモティーやX(旧Twitter)で「ボドゲやりましょう」という募集を見かけることがあります。
気軽に参加できそうに見えるのですが、特に女性の場合、以下の点は確認してから判断してほしいです。
- 開催場所が個人宅やプライベートスペースでないか。
- 参加者の情報が事前にどこまでわかるか。
- 他にも女性の参加者がいるか。
- 途中退出に気まずさがないか。
全部クリアしていれば問題ないかもしれません。
でも、一つでも引っかかるなら、無理に行かなくていい。
行かなかった自分を責めなくていい。
それは自分を守る判断です。
「一人で行かない」という選択肢もある
ここまで読んで、「じゃあどうすればいいの」と思ったかもしれません。
いくつか選択肢はあります。女性限定のボドゲ会を探す。
ボードゲームカフェのスタッフがいる環境で始める。
友達を誘って一緒に行く。どれも現実的な方法です。
ただ、「友達を誘って」がいちばん難しいという人も多いと思います。
そもそもボードゲームに興味がある友達がいない。いたとしても、予定が合わない。誘うこと自体が気が重い。
ボードゲームが好きなのに一緒に遊ぶ友達がいないという悩みを持つ人が検索にたどり着くくらいですから、これは珍しい話ではありません。
もう一つの選択肢として、「付き添いを頼む」という方法があります。
レンタルフレンドというサービスを使って、最初の1回だけ一緒に行ってもらう。
「友達を作りに行く」のではなく、「最初の1回を安全にやり過ごすための同行者」として頼むという考え方です。
レンタルフレンドを趣味イベントの付き添いに使うという発想について別の記事でも詳しく書いていますが、これは意外と普通に利用されている使い方です。
当店レンタルフレンドの「ふたりしずかに」は、内向的な女性専用のレンタルフレンドサービスで、こうした趣味イベントへの同行にも対応しています。
ここで一つ、紹介させてください。
当店のフレンドの一人に、いとという25歳の女性がいます。
神奈川・東京エリアで活動していて、趣味の一つがボードゲームです。
普段は精神科の看護師として約4年のキャリアがあり、人の話を聴くことにも慣れています。
着物が好きで、料理も得意。穏やかだけど芯のある人です。
ボドゲ会に一緒に行くフレンドとして、いとは適任だと思います。
ゲームのルールもある程度わかっているので、あなたが初心者でも隣でフォローできます。
付き添いにかかる費用を正直に書きます
気になるのは料金ですよね。
「ふたりしずかに」の対面コースは60分3,000円、90分4,300円、120分5,500円です。
ボドゲ会に一緒に参加するなら、90〜120分あたりが現実的でしょう。
これに加えて、フレンドの往復交通費(実費)と、カフェ利用の場合は飲食代がかかります。
たとえば、都内のボードゲームカフェに120分一緒に行った場合。
コース料金5,500円+交通費1,000円+飲食代500円くらいで、合計7,000円前後になります。
安いとは言いません。
でも、「怖くて行けなかった場所に、一回行けた」という経験に対して、この金額をどう感じるかはあなた次第です。
料金の詳細は料金システムに全部載せているので、気になった方は見てみてください。
合わない人もいると思う
正直に書きます。
この方法が合わない人もいます。
「そこまでお金をかけるほどではない」と思う人もいるでしょうし、「人に頼るのがそもそも苦手」という人もいると思います。
一人で乗り込むほうが気楽だという人だっているはずです。
それはそれでいいんです。大事なのは、選択肢を知ったうえで自分で決めること。
「一人で行く」も「付き添いを頼む」も「今はやめておく」も、全部正解です。
まず知ることから始めてもいい
ボドゲ仲間を探す方法はいくつかあります。
ボドゲゴーのようなマッチングアプリもあれば、ボードゲームカフェの常連になるという道もある。
SNSでの募集に応じるという手もあります。
それぞれの方法にメリットとリスクがあって、どれが合うかは人によって違います。
その比較はボドゲ仲間の探し方を正直に比べてみたという記事で詳しく書く予定なので、そちらも参考にしてください。
ただ、どの方法を選ぶにしても、最初のハードルはだいたい同じです。「知らない人たちの中に入っていく怖さ」。
人見知りでもボードゲームを楽しめるのかという疑問を持っている方もいるかもしれません。
結論から言えば、楽しめます。ただし、環境と入り方による。そのあたりも別の記事で書いています。
私がこの記事で伝えたかったのは、「いきなり一人で飛び込まなくてもいい」ということだけです。
調べる。比較する。人に聞く。そういうステップを踏んでいるあなたは、すでに十分動いています。焦る必要はないので、あなたのペースで進めてください。
「ふたりしずかに」がどんなサービスなのか気になった方は、コンセプトページを読んでみてください。どんなフレンドがいるかはフレンド一覧から確認できます。
次の記事では、ボードゲームカフェに一人で行くことのハードルについて書きます。


