調べるだけの時間は、もう十分です。
ボードゲームに興味を持って、検索して、この記事にたどり着いたあなたは、たぶんもうかなり調べています。
ボドゲカフェの場所も、ボドゲ会の探し方も、だいたい分かっている。
でも、まだ行けていない。
分かっているのに動けない。その感覚、おかしくないです。
むしろ、慎重に調べてから動こうとしている時点で、あなたは十分まじめに向き合っています。ただ、ひとつだけ言わせてください。
「完璧に準備ができてから動こう」と思っていると、その日は来ません。
私はこのサービスを始めてから何人もの方とお話ししてきましたが、「もっと早く動けばよかった」と言う方はいても、「もっと調べてから来ればよかった」と言う方には、まだ会ったことがありません。
この記事は、このシリーズの最後の1本です。
ここまで読んでくださった方にも、この記事だけたまたま開いた方にも、同じことを伝えたいと思って書いています。
動けない理由は「情報不足」じゃない
調べれば調べるほど動けなくなる仕組み
ボードゲームを始めたいと思っている人が検索するワードって、だいたい決まっています。
- 「ボードゲーム 一人 参加」
- 「ボドゲ 仲間 探し方」
- 「ボードゲームカフェ 一人 怖い」
このシリーズでも、そういう不安をひとつずつ取り上げてきました。
ボードゲーム会に一人で参加する不安について書いた記事もありますし、ボドゲゴーやジモティーとレンタルフレンドの比較もしました。
でも、正直に言います。情報が足りないから動けないわけじゃないんですよね。
- ボドゲカフェの場所は知っている。
- ボドゲ会のイベント情報も見た。
- 行けばたぶん楽しいだろうと思っている。
それでも足が動かないのは、情報ではなく「一人で飛び込む勇気」の問題だったりします。
これは気合いの話ではありません。
内向的な人にとって、知らない人がいる場所に一人で入るのは、本当にエネルギーが要ることです。
そこを「気軽に行けばいいのに」と言うつもりはありません。
完璧な準備がなくても大丈夫な理由
ちょっと話がそれますが、私自身、このサービスを始める前にずいぶん悩みました。
- 「こんなサービスに需要があるのか」
- 「始めて誰も来なかったらどうしよう」
調べて、考えて、でもある日思ったんです。これは調べて分かることじゃない、やってみないと分からないことだ、と。
ボードゲームを始めるのも同じだと思います。
ルールを全部覚えてから行かなくていいです。ボドゲカフェにはスタッフがいて、初心者には丁寧に教えてくれます。
ボドゲ会でも、初めての人が来ることは主催者も想定済みです。
「何も知らないまま行ったらどうしよう」という心配は、正直、行ってみたら「あ、大丈夫だった」となることがほとんどです。
問題は「行くまで」なんです。
最初の1回だけ、誰かと一緒に行くという方法
なぜ「付き添い」があると動けるのか
一人で行けないなら、最初の1回だけ誰かと行けばいい。
友達がいなくても、一緒に行ってくれる人を頼める方法があります。
このシリーズの中で、レンタルフレンドを趣味イベントの付き添いに使うという選択肢について書きました。
読んでいない方のために簡単に説明すると、レンタルフレンドとは文字通り「友達を一定時間レンタルできるサービス」です。
当店「ふたりしずかに」は、内向的な女性や人見知りの女性を対象にしたレンタルフレンドサービスで、フレンドも医療・教育・介護の現場で経験を積んできた人たちが中心です。
「ボドゲ会に一緒に行ってほしい」という依頼は、実はとても相性がいいんです。
隣に誰かがいるだけで、知らない場所のハードルは半分以下になります。
帰りたくなったら「そろそろ行こうか」と言える相手がいる。それだけで、最初の1回の重さがまるで違います。
ボードゲーム好きのフレンドがいます
ここで、一人のフレンドを紹介させてください。
当店のフレンド「いと」は、25歳の看護師です。精神科で約4年の経験があり、普段から人の話を聴く仕事をしています。
趣味は着物、料理、そしてボードゲーム。
これまでに500種類以上のボードゲームで遊んだことがあるという、かなりのボドゲ好きです。
テラフォーミングマーズやオーディンの祝祭のような重めのゲームもこなしますし、カタンのような定番も好きだそうです。
つまり、ボドゲカフェに一緒に行く相手としては、これ以上ないくらい頼もしい人です。ルールが分からなくても隣で教えてもらえるし、ゲーム選びで迷っても相談できる。
しかも看護師としてのコミュニケーション力があるので、「沈黙が気まずい」ということもまずありません。
もちろん、いとさん以外にも22名のフレンドが登録しています。
ボードゲーム特化ではなくても、「一緒にいてくれるだけでいい」という方には、あなたの雰囲気に合うフレンドを私から提案することもできます。
具体的に何をすればいいのか
予約から当日まで、やることは3つだけ
動く気持ちが少しでもあるなら、手順を書いておきます。
まず、フレンド一覧を見て、気になる人を選んでください。
迷ったら、いとさんのプロフィールページにあるXアカウントから直接連絡してもいいですし、私(運営)に「ボドゲに一緒に行ってくれる人を探している」と相談してもらっても構いません。
次に、日時と場所を決めます。「○月○日の午後、新宿のボドゲカフェに行きたい」くらいのざっくりした希望で大丈夫です。
細かい調整はフレンドと直接やり取りしてください。
最後に、予約ページから決済をします。
対面60分で3,000円。90分なら4,300円。
ボドゲカフェで2時間くらい遊ぶなら、120分コースの5,500円にフレンドの交通費とカフェの利用料を足して、合計8,000〜9,000円くらいが目安になります。
書きながら思ったんですが、この金額を「高い」と感じるか「妥当」と感じるかは、人によると思います。
私の感覚では、一人で行く勇気を何ヶ月もためている時間のほうが、よほどコストが高い。
でも、これはあなたが決めることです。
料金の詳細は料金システムのページに全部載っていますので、納得してから動いてください。
「通話だけ」でもいい
正直に言うと、対面でいきなりボドゲカフェに行くのも、まだハードルが高いという方はいると思います。
その場合は、通話から始めるのもひとつの手です。当店には初回限定の通話15分500円というコースがあります。
「ボードゲームを始めたいんだけど、どこに行けばいいか分からない」「いとさんに相談したい」くらいの軽い気持ちで使ってもらっていいものです。
15分なんてあっという間ですが、「この人となら一緒に行けそうかな」と感じられるかどうかを確かめるには十分です。
合わなければ、それきりで構いません。2回目を強制されることはないし、誰にも知られません。
あなたが動くのを、ここで待っています
このシリーズを通じて書きたかったことは、けっきょくひとつだけです。
ボードゲームを始めたい気持ちがあるなら、方法はある。
一人で行けないなら、一人で行かなくていい。
友達がいなくても、最初の一歩を一緒に踏んでくれる人はいる。
当店が合うかどうかは分かりません。合わない方もいると思います。
でも、「一人で動けない自分はダメだ」とは思わないでほしいのです。
動けないなら、動ける仕組みを使えばいい。それだけの話です。
「ふたりしずかに」は、あなたの最初の1回を一緒に過ごすために作ったサービスです。
サービスの詳しい説明はこちらにまとめてあります。急がなくていいので、気が向いたときに覗いてみてください。
そして、もしこの記事を読んで「まだ自分には早い」と思ったなら、それでも構いません。
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あなたが「今日にしよう」と思った日に、ここにいます。


